南足柄市立足柄台中学校(池田和男校長)陸上部2年の藤山有希さん(14)が、7月18日に平塚市内で行われた県大会女子走り幅跳びで準優勝し、8月18日から北海道札幌市で開催される全日本中学校陸上競技選手権への出場を決めた。
県大会では5m31センチの3位で予選を突破。上位8人で行われた決勝に進出。3本の試技で全国大会出場の標準記録を超える5m45cmの跳躍をマークし、全国への扉を開いた。
県予選を振り返り「優勝には届かなかったけど、2年生で全国大会へ行くことが目標だったので、達成できてよかった」と喜びをみせる藤山さん。
小学生時代は男子に混ざり少年野球チーム「狩野エンゼルス」に所属していた藤山さんは、中学に入学するとシニアクラブでの野球と並行して陸上部に入部。走り幅跳びで次第に頭角を現し、1年の夏には関東大会学年別で4位に入賞。競技を始めて1年半で全国大会出場を決めるなど急成長した。現在は陸上1本にしぼり練習に励み、今年3月には5mの壁を突破。5月には標準記録の5m40cm越えを達成した。
陸上部の梶弘幸顧問は「運動神経が良く身体の使い方がうまい。短期間でかなり伸びてびっくりしている。2年生なので、失敗を気にせず、おもいきりやってほしい」と話す。
全国大会を前に藤山さんは「1年生の時とは違い、上級生とも戦う。最近は試合前の調整も覚えたので、大会ではほかの人をあまり意識せずに、自分に勝つことを意識して決勝進出を目指したい」と意気込む。
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