南足柄市の矢佐芝地区で18日、矢佐芝地区から小田原市栢山までの約10Kmを歩く「二宮金次郎柴刈りウォーク」が行われた。同実行委員会の主催。
当日は矢佐芝地区の住民や市内外からの参加者ら約40人が参加。一行は半纏と薪を背負うための「背負子(しょいこ)」に大八車という「金次郎ルック」に身を包み、小田原市栢山の尊徳記念館までの約10Kmの道のりを歩いた。
矢佐芝地区では独自に柴刈りウォークを15年ほど前から開催していたが、公益財団法人地域社会振興財団の長寿社会づくりソフト事業の認定も受けていて、現在は小田原市とタイアップして尊徳記念館で開催される「尊徳祭」に合わせて開催している。
湯河原町から親子で参加した石川真紀さん(43)は「普段から親子で山歩きやウォーキングのイベントに参加している。二宮金次郎の格好で金次郎の歩いた道を歩くのはおもしろい」と話すと、娘の真悠ちゃん(7)も「背負子は思ったより軽い。がんばってゴールまで歩きたいです」と笑顔を見せていた。
二宮金次郎が少年時代に生家がある小田原市栢山から柴刈りに来ていたと伝わる矢佐芝地区には、金次郎が腰を下ろしたといわれる「腰掛け石」が残っているなど、金次郎とゆかりが深く、ハイキングなどで訪れる人も多い。
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