任期満了(9月30日)に伴う大井町議会議員選挙が9月11日に実施され、14人の新しい議員の顔ぶれが決まった。
6日に告示された選挙戦は、現職14人のうち13人が再選を目指し、元職2人と新人3人が加わり18人が14の議席を争った。
明確な争点がない中での注目は、町議を辞職して2014年の町長選に出馬し190票差で届かなかった牧野一仁氏(70)の動向だった。牧野氏は「町政を変えるには議会改革が必要」などとして町議選に再出馬し知名度を活かした選挙戦で前回より303票増の2位で3選を決めた。
新人では、西大井を中心に自治会組織をまとめた元町田市職員の田村俊二氏(67)が626票を集め3位で初当選した。
現職では前回補選で初当選した諸星、清水(亜)の両氏を除く11人が票を減らし、伊田、神保の両氏が届かなかった。前回に続き2014年の補選でも議席に届かなかった元職の熊田和人氏(48)は4年ぶりに返り咲いた。
投票率は前回から0・11ポイント増の53・98%。
任期は10月1日からの4年間。大井町議会は10月3日に臨時会を開き、正副議長や常任委員会の顔ぶれを決める。
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