大井町の東寺真言宗「東福院」(山地智裕住職・金子2754)で1月7日に開催する「毘沙門天大祭」に向けた準備が進んでいる。
毘沙門天大祭は、江戸時代から伝わる正月大祭で、午後5時過ぎに境内で「福木」と呼ばれる木の根を焚くことから始まる。その火にあたると一年中の悪病が取り払われるといわれている。毘沙門天堂での福寿開運厄除祈祷護摩」の大祈願もある。
住職夫妻に子どもが生まれたことがきっかけで「小さな子どもがいる方も足を運びやすくしたい」と昔ながらの福釣りゲームを復活させた。今年は、ボールを転がして当たりを狙う遊戯盤を家族で手作りし、参拝者を迎える。
縦120センチメートル、横90センチメートルで、妻の夏美さん(36)が七福神を描いた。娘の小百合ちゃん(6)と明香里ちゃん(3)も彩色を手伝い、当日に向けて作業を進めている。毘沙門天祭は1月7日(日)午後5時から。
問い合わせは東福院【電話】0465・82・0827へ。
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