山北町の玄倉川上流の玄倉ダムと熊木ダムを管理する県企業庁酒匂川水系ダム管理事務所がこのほど、県や警察、消防、町などの関係機関と合同で玄倉川を巡視。夏休みで増加する河川利用者に安全を呼びかけた。
この巡視は、1999年8月の玄倉川の増水による水難事故を受けて毎年夏休みシーズンの始まりに実施されている。
管理事務所が所管する玄倉、熊木の両ダムは、今年1月に県営林道玄倉線で発生した斜面の崩落による通行止め措置のため運用が停止している。
ダムのゲートを全開にしているため、上流で強い雨が降れば河川の水量はダムで堰き止められることなくそのまま増水する。そのため今年は、例年と比べても川での危険が高まっているという。
この日は、県営林道玄倉線の起点から玄倉第1発電所、水難事故が遭った立間堰堤などを経て通行止め区間の手前までを巡視した。子ども3人と堰堤の上流で遊んでいた40代の男性会社員は「昔の事故の事を子どもたちに話し、注意しながら遊んでいる」と話していた。
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