開成駅西口ロータリーに15日、今年3月16日に予定されている小田急線のダイヤ改正により開成駅に急行列車が停車することを歓迎する懸垂幕が飾りだされた。3月29日まで掲出される。
懸垂幕はロータリーにある街路灯に計14枚設置された。「歓迎ムードを醸成したい」とする開成町役場の呼び掛けに応じた企業や団体13件がそれぞれのロゴなど、広告を掲出した。
懸垂幕は幅45センチ、長さ1・5メートルで両側に「急行停車の春が来る」「開成駅からどこ行こう」とキャッチコピーが書かれ、町づくりのコンセプト「田舎モダン」と町のロゴ、イメージキャラクターの「あじさいちゃん」下部に広告がつく。製作や設置費用は13万円ほどで、このうち町の出費は1万円で残りはスポンサーが負担した。
町の担当者は「この春から開成駅には快速急行と急行が停車することから、周知と歓迎ムードを醸成するために懸垂幕の掲出を企画した」と話している。
協賛企業は次の通り。▽開成町商工振興会、山田グループ、瀬戸酒造店、日本製紙クレシア、富士フイルム(先進研究所)、柴橋商会、富士ゼロックス、明治ゴム化成、パナック工業、横浜銀行開成支店、中栄信用金庫開成支店、さがみ信用金庫開成町支店、一燈会―。
ダイヤ改正では、土休日ダイヤが3月16日、平日ダイヤは3月18日から行われる。
開成駅には従来の各駅停車に加え、新たに10両編成の急行が停車する。
平日の停車本数は現在の上下線156本から282本、土休日は150本が258本まで増加し、利便性が増す。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|