松田町の西平畑公園内にある自然館(渡邊建雄館長)にこのほど、メダカ専用の水槽が新たに設置された。渡邊館長は「公園訪問ついでに見て行ってほしい」と来館を呼び掛けている。
小田原市内に生息する野生のミナミメダカ約20匹で、同館スタッフの高橋由季さんが実家の田んぼで採取して寄贈した。
同館ではかつて、一つの水槽でメダカを含む、ドジョウやタニシなどの水生生物を飼育・展示していた。だが、飼育環境が合わなかったという。
高橋館長は「地域の開発などで野生のメダカの生息が危ぶまれるなど、希少な存在になりつつある」と指摘。一方で「小田原市は童謡『めだかの学校』の発祥地であるなど、メダカは地域にとって身近な存在。そういったことを知ってもらえたら」と話していた。
金〜日曜日午前10時〜午後3時開館。問い合わせは【電話】0465・82・7345へ。
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