開成町飲食店組合(神田富男組合長/加盟42店舗)は5月17日、町内で組合創立60周年の記念式典を開催した。当日は山神裕町長ら来賓をはじめ、組合員、関係者など38人が出席し節目を祝った。
式典であいさつに立った神田組合長は、新型コロナによる休業や時短要請、ウクライナ情勢による原材料の高騰などに触れ「令和に入り、飲食店にとって厳しい時期が続いたが、色々な人の支えがあってここまでやってこれた。これからも皆様との連携を強めていくことで、営業を続けていきたい」と話した。
同組合は1964年、町内の飲食店と保健所との連絡を一元化する目的で組織された。あじさいまつりへの出店や飲食店マップの作成などの活動を続け、一時は町内の全ての飲食店が加盟する組織に成長した。以降も町で採れた米や野菜を用いた弁当「郷弁」の開発や町民向けの料理教室などを行い、地域活性化にも取り組んできた。
また、コロナ禍で休業要請が出された際は、全店に対し、持続化給付金申請の補助や消毒液の配布するなど、加盟店へのサポートを行った。
ピーク時には99店舗が加盟していたが店主の高齢化による閉店などを理由に組合員数は約20年で半減。組合員の拡大は喫緊の課題だ。神田組合長は団結してスピーディーに行動できる点が組織の強みだとし「入って良かったと思ってもらえる活動をし、70年、80年と長く続く組織にしたい」と話している。
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