8月19日、20日に福岡県で行われる「第25回 紫灘旗全国遠的大会」に小田原高校弓道部女子が挑む。紫灘旗は60m先の的をチームで射抜く「遠的」の全国大会。日頃取り組む「近的」(28m)と比べ、狙う的は倍以上先となる。メンバーたちにほぼ経験がなく、大会に向け週1回、横浜にある遠的練習場に通い、感覚を確かめている。
同大会の出場権に関わる5月の関東大会予選(近的)は4位だったものの、上位2校が辞退したことで、出場枠が巡ってきたもの。打診を受け、チームとして即決したものの、期待と不安が入り混じるのが実情だ。
チームは、足柄台中出身の石渡心音さん、湘光中出身の武藤菜桜さん、伊勢原中出身の後藤怜恵さん、白山中出身の藤井円さんの2年生4人からなる。唯一、競技経験のある石渡さんは「今も不安があるけど、県代表に選ばれたからには上位入賞をめざしたい」と話す。また、武藤さんは「遠的の競技に出られるのはうれしい」と話す。出場するのは3人1組だが、4人で力を合わせ大会に臨む。
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