さがみ信用金庫(遠藤康弘理事長)が10月16日、「地域文化芸術振興基金」の助成金贈呈式を同信金本部(小田原市)で実施した。
文化芸術の分野で地域振興に取り組む事業を支援しようと1995年から行っている活動。今年は初採択のお峯入り保存会と大磯混声合唱団に加え、小田原フィルハーモニー交響楽団、シグナス合唱団、相模人形芝居 下中座、開成ジュニアアンサンブル、西湘フィルハーモニー管弦楽団、小田原ジュニア弦楽合奏団、小田原男声合唱団、劇団こゆるぎ座、群舞 箱根ソーラン座、南足柄ジュニアコーラスの12団体に合計140万円を助成した。
遠藤理事長は「今年は申請も多く、新型コロナ感染症が5類に移行されて文化活動が活発になってきた。文化や芸術は地域のビタミンとして不可欠なもの。活動を通じて、まちに活力を与える一助として頑張ってほしい。今後も応援していきたい」と語った。
山北町の民俗芸能「お峯入り」を次世代へつなげる活動を行う保存会の杉本君雄会長は「活動に対する支援は大変ありがたい。有効に活用させて頂きたい」と話した。
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