神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2023年12月16日 エリアトップへ

かながわ福祉居住推進機構 空き店舗活用で地域振興 計画策定に向け調査

社会

公開:2023年12月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
今年度の重点箇所の山北駅前
今年度の重点箇所の山北駅前

 (一社)かながわ福祉居住推進機構(瀬戸恒彦理事長)は山北町で増加中の空き家・空き店舗を活用し、町活性化につなげる「山北空き家福活プロジェクト」を進めている。現在、事業計画策定を目的に町民アンケート調査を行っており、来年度以降、山北駅前を中心に空き家・空き店舗の改修を目指す。

 同法人は高齢者・障害者のための福祉住宅を考える研究会として2011年に発足。これまで国土交通省からの補助を受け、空き家の福祉的活用などに取り組んできた。民間の力を中心にまちづくりを行いたいという瀬戸理事長の思いから出身地の山北町で空き家活用の事業が始動。同事業も国土交通省の「空き家対策モデル事業」として7月に採択された。

 3か年計画で今年度は町民の意識調査や空き家の状況調査として山北駅前商店街関係者へのヒアリングなどを実施。12月1日からは全戸配布による町民アンケートも行い、幅広く意見や情報を集めている。内容は買い物や交通、地域交流等の現状に関する質問や今後希望するサービスの自由回答など。12月8日時点の回答の中には、交通面の整備拡充や地域住民間での交流の充実などが多く挙げられた。

 来年2月に今年度の調査結果と次年度以降の事業計画をまとめる予定だといい、次年度以降に町の空き家・空き店舗を改修し、町内外から人が集まりにぎわいを創出できる施設の開設を目指す。

 同法人の担当者は「来年度以降は空き家・空き店舗の改修を始め、色々な人を巻き込みながら山北町の活性化に取り組んでいきたい」と話した。

足柄版のトップニュース最新6

クマの目撃、増加傾向

クマの目撃、増加傾向

観光シーズン注意喚起

11月23日

生徒の感性で「夢」表現

立花学園高サッカー部

生徒の感性で「夢」表現

きらきらフェスタに参加

11月23日

メルカリで不用品販売

開成町

メルカリで不用品販売

役場備品等リユース促進

11月16日

インフル流行開始

インフル流行開始

足柄上でも報告多く

11月16日

社協買物バス「カラフル」に

湘光中美術部

社協買物バス「カラフル」に

11月9日

大雄町の里山彩り20回

南足柄市

大雄町の里山彩り20回

11月24日まで「ざる菊まつり」

11月9日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月23日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 11月9日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook