神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2024年8月3日 エリアトップへ

開成町×かなごてファーム 災害時、電力供給を 新設太陽光発電設備から

経済

公開:2024年8月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
協定書を手にする小山田代表(中央右)と山神町長(右)
協定書を手にする小山田代表(中央右)と山神町長(右)

 開成町は、町内でソーラーシェアリングの建設を計画する「合同会社小田原かなごてファーム」(小山田大和代表/小田原市成田)と7月23日、開成町役場で「災害時におけるソーラー発電設備による電力供給に関する協定」を締結した。

 農地に太陽光発電パネルを設置し、その下で農作物を育てる「ソーラーシェアリング」。同社は、2016年の創業以来、小田原市周辺の耕作放棄地で、ソーラーシェアリングの建設を進め、これまでに6機で発電を行なっている。

 現在は、開成町宮台に「開成あじさいの里ソーラーシェアリング」を設置、来年1月を目指し7号機(パネル容量121kW)の計画を進めている。そうした中、小山田代表が、7号機から、災害時に電力を無料供給することを開成町に提案。災害への対応強化を進める同町も快諾し、今回の提携に至った。

 23日の協定式には、小山田代表ら関係者と山神裕町長が出席した。今回の協定により、災害時の大規模停電により、町の指定避難所などで電力供給が停止した場合でも、ソーラー発電設備から電力を確保できることになった。小山田代表は「開成町のソーラーシェアリングは、水がきれいな土地という利点を活かし、水田での米作りを行う。地域に何かしたいと思っていたところ、こうした協定を締結できてうれしい」と挨拶した。山神町長は「こうした取り組みを行う会社と繋がりがもてたことは有意義。この協定がゴールではなく、顔の見える関係を構築し、実効性のあるものにしたい」と話した。

<PR>

足柄版のトップニュース最新6

足柄上4自治体で県超え

認知症サポ総人口割合

足柄上4自治体で県超え

松田町は県内2位

9月14日

山北シルバー「秋」をお届け

山北シルバー「秋」をお届け

高齢者施設に鈴虫贈呈

9月14日

女性センター開所30周年

南足柄市

女性センター開所30周年

男女共同参画の推進拠点

9月7日

20年ぶりの無投票に

大井町議選

20年ぶりの無投票に

立候補13で全員が当選

9月7日

マンホールカード配布好調

マンホールカード配布好調

山北町は在庫切れに

8月31日

ぷよぷよ使いPGM学習

開成町文命中

ぷよぷよ使いPGM学習

プロeスポーツ者が指導

8月31日

あっとほーむデスク

  • 9月14日0:00更新

  • 9月7日0:00更新

  • 8月31日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook