開成町教育委員会は8月20日、プロのeスポーツプレーヤーを講師に招き、人気テレビゲーム「ぷよぷよ」を使用した「プログラミング(PGM)教室」を初めて文命中学校で開催した。
開成町は、部活動地域移行の実施にあたり、昨年6月に町内の小・中学生や保護者にアンケート実施した。その結果、プログラミング教室やパソコン教室の需要が高かったことから、今回夏休みを利用して同教室を行なった。
教室は、部活動地域移行を町と協働で行う「開成町総合型スポーツクラブ」と共催で実施した。(株)セガなどゲーム・パソコンメーカー、販売店などが協力。文命中学校の生徒16人が参加した。
プロeスポーツプレーヤーの「ぴぽにあ氏」が講師を担当。「ぷよぷよ」を使ったプログラミング体験、データの著作権、ネットを適切に使いこなす能力「ネットリテラシー」、eスポーツプレーヤーの仕事などを学習した。
参加した生徒は、用意された形式のプログラミングを基に、ぷよぷよのゲーム調整などに熱中して取組んでいた。生徒からは、「プログラマーの職業に興味をもった」、「eスポーツプレーヤーはどのような活動をするの」、「同じような教室を開催して欲しい」などの意見が聞かれた。
同町教育委員会の担当者は「今後、こどもたちが生きていく上で、ITスキルは必要なもの。参加児童は前向きに取り組んでいたので、今後も開催を検討していきたい」と話した。
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