社会福祉法人松田町社会福祉協議会(鈴木眞徳会長)は7〜8月にかけ計5回、「子ども会食会」を開いた。
夏休み期間中の子どもたちに栄養バランスがとれた食事と居場所を提供するとともに、異年齢、地域の大人との交流を図ることなどがねらい。
日程は1回あたり3時間で、小学1年生から中学3年生が対象。食事をするだけでなく、宿題やドリルといった学習の支援、すいか割り、ボッチャなどのレクリエーションの時間もある。
事業実施にあたっては、農産物直売所「朝ドレファ〜ミ♪成田店」が食材を寄付、給食ボランティア「さわやか」、「ふたば会」、「はるみ」、松田町民生委員児童委員協議会有志の計4団体が昼食づくり、立花学園インターアクトクラブと大学生のボランティアが当日の運営補助や学習支援で協力している。1回あたりの定員は30人だが、町社協によれば、今年も例年同様、申込開始から3日程度で定員に達したといい、事業の定着と需要の高まりを肌で感じているという。
担当者は「地域団体の支えのもとに成り立っている事業です。毎年参加している子どもたちのたくましく成長した姿を見ることが喜びです」と話した。
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