神奈川県は9月9日、令和5年度に「特殊詐欺と絆」をテーマに公募した絵本作品で最優秀作品に選ばれた「あいことばはなーに?」(作・くぼたゆうこ)を、県内のすべての小学校1年生に配布すると発表した。
作品は、男の子が、家族の合言葉を折り紙の手裏剣に書いて電話の横に貼っておいたことで、男の子のおばあちゃんがこれを使って詐欺電話を見抜くことができたというストーリー。
県によれば【1】「特殊詐欺と絆」という一貫したテーマのもと、児童・親・祖父母など、世代を問わず読むことができ、特殊詐欺に関する防犯意識の醸成を図ることができる【2】作品では「合言葉を決めること」が特殊詐欺被害を防ぐためのポイントとなっており、読者が実践しやすいのが特長だという。
本は今後開催される防犯関係講座やイベント等で配布するという。詳細は県ホームページ(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f5g/prs/r5382586.html)。
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