南足柄市立岩原小学校(菴原典子校長)で9月11日、4年生児童52人を対象にサステナブルワークショップが開かれた。講師は環境問題への対処と啓発に注力する3社で、事業特性を生かした取り組みで学びを深めた。
講座を実施したのは、金属リサイクルの(株)高部金属(南足柄市)、チョーク等を製造する日本理化学工業(株)(川崎市)、壁紙製造の(株)デコリア(小田原市)。環境について考えることは児童たちにも浸透していることから、この日は自分たちの生活でどう実践するかがテーマになった。
繰り返し使うための分別の取り組みなど、登壇した3社がそれぞれの事業と環境問題への対処を説明すると、児童たちも自分の暮らしに置き換えて思いを巡らせていた。講座後は体験会として、製品端材等を使った工作などを楽しんだ。
4年生の担任の安池由美子総括教諭は「社会全体で環境を守る取り組みをしていることを知り、児童が自分たちができることを考えるきっかけになった」と話した。講師の中の1社、高部金属の高部和輝さんは「安池先生は私の恩師で、今年の市イベントで環境啓発授業の依頼を受けていた。関係各位の協力のもと、こうした時間が持て、うれしく思う」と話した。
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