記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 10月12日0:00更新
南足柄市郷土資料館で10月12日から羽子板をテーマにした特別展示が行われるそうです。市によれば、古くは胡鬼板と呼ばれ、迎春厄除けの意味があるとのこと。今回は押絵羽子板86点、大型飾り羽子板8点、遊び羽子板23点、郷土玩具羽子板74点など、計191点が並ぶそうです。それにしても、展示で人を呼ぶにはテーマのチョイスが肝心ですよね。タイムリー性とか、歴史や文化や暮らしなどをいかに伝えるかといったことを考えながら、かつ面白いものを選定しなければならないのですから。その点、この羽子板展のお知らせを見た時はなかなか想像をかきたてられました。迎春厄除けという話もありましたが、正月遊びのイメージが強いのでなぜ今なのか、大型飾りとはどれほどの大きさなのか、地方によって違いは見られるというその内容とは、そもそも飾るのか、遊ぶのか―。この時点でもう、行くしかないのかもしれません。