箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年10月23日
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箱根の温泉地にちなんだアニメ「温泉幼精ハコネちゃん」が今月からTVKなどで放映されている。原作はコミックメテオ連載の漫画(由伊大輔さん作)で、物語は温泉の精霊「ハコネちゃん」が温泉街の住人と巻き起こすコメディ。
ハコネちゃんは源泉に長い間眠っていたため、子どもの姿になり、饅頭屋の息子・冬哉が祠に落とした饅頭によってよみがえったという設定。口から温泉を出したり、寄木細工の秘密箱から縁結びの湯気を出すことができる。作品にはこのほかにも「ミヤ」や「ゴウラ」「アシノコ」といった精霊たちが登場、箱根らしさがキャラクターに盛り込まれている。
原作者の由伊さんによると、ハコネちゃんが生まれたきっかけは由伊さんの「肩こり」。体を癒してくれる温泉の精霊というキャラクターが最初に浮かび、その後「ハコネ」という発音が女の子の名前らしいことに気づき、舞台を箱根にする事に決まった。由伊さんは子どもの頃から箱根を訪れ、今もバイクのツーリングで通っているという。「長年楽しませてもらった箱根に、恩返しができれば嬉しい」とコメントしている。
次回放送は27日午前2時。