湯河原で今年度1回目の観光立町推進会議が開かれ、旅館や交通、JAなどの関係者がアイデアを出し合った。今回は地域活性化コンサルタントの政所利子さんがアドバイザーとして加わり、長年の経験をもとにした意見を織り交ぜた。
地域資源の活用では「湯河原系」ラーメンや、県西各地のラーメン店主を育てた「味の大西」など地元店が話題に。小田原系とも呼ばれがちな地元ラーメンのルーツに着目し、秋にはラーメンをテーマにした冊子の発行(1万部)も計画している。委員からは「町民が店それぞれの個性を語れるようになれば」「地元民の愛があると強い」などの意見も出た。
また駅構内に流れる「発車メロディ」を湯河原の観光資源PRを目指して変更する構想も動き出した。委員からは「駅前広場完成に合わせては」「観光客が一番最初に聞くメロディだから長いスパンで検討を」といった意見が出た。駅メロの変更はJR小田原駅や二宮駅、小田急渋沢駅などで行われており、JRの場合は曲名選びや、変更の賛否を問うためのアンケート調査といった手続きが必要になる。今後はスケジュールなどを含め、構想を具体化してゆく。
このほか、湯河原らしい地域商品をブランド認定する「made・in・ゆがわら」(案)の選定方法や基準なども話し合われた。
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