箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年1月26日
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「勝手にしやがれ」(沢田研二)、「ブルーシャトー」(ブルーコメッツ)、そして「箱根八里の半次郎」(氷川きよし)――年末の大涌谷駅(24日)の一角に懐かしいメロディーが響きわたり、観光客が続々と足を止めては聴き入った。唇をマイクにつけるように声を響かせていたのは、箱根ジオミュージアムの山口賢館長(51)=写真中央。高校時代からバンドの経験があり、現在は同級生らと組んだ「ケン&カレン&ジョニー」の一員として定期的に練習や発表を続けている。大涌谷の火山活動で同ミュージアムは1年休館を余儀なくされ、再開から1年以上経った今でもお客さんからは「大変でしたね」と声をかけられる。「喜ばれる曲、元気になるものを演奏したいですね」。