箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年2月23日
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県が芦ノ湖や酒匂川で1月中旬に実施したガンカモ類の数量調査の結果を発表した。ガンカモ類は冬にシベリアやアラスカからやって来る冬鳥。毎年1回全国で行われており、芦ノ湖では船を使ってカウントした。昨年の164羽から30羽ほど増の199羽だった。芦ノ湖では5年ほど前まで、300羽以上確認されていた。酒匂川は静岡県境から相模湾河口までを調べ、昨年の210羽から倍以上増え、549羽。県内で最多だったのは多摩川の1846羽(昨年2465羽)。
行政は鳥獣保護の資料を集めるために生息調査しているが、数の増減の理由はよく分かっていないという。