全日本大学野球選手権が6月11日から17日まで神宮球場と東京ドームで行われ、箱根フリッパーズ・箱根中OBの勝俣翔貴選手が所属する国際武道大が(千葉県)が準優勝した。4試合で本塁打一本を含む5安打2打点と奮闘したが、頂点にはあと一歩届かなかった。
昨年の大会も決勝で敗れた国際武道大。リベンジを果たすべく臨んだ今年、勝俣選手(3年)は三塁手として出場した。準決勝では九州産業大戦と対戦。初回に勝俣選手が振りぬいた打球はセンターバックスクリーンへ。大学8本目となるこの一打がチームを勢い付け、延長10回の末、今度はタイムリーヒットを放ち、チームは4―2で勝利した。「昨年、決勝で負けた悔しさが大きく、この日のために一年間準備をしてきた」と決意を胸に挑んだ決勝の東北福祉大戦。第一打席でセンター前ヒットを放ち、好スタートを切ったがその後、相手打線に打ち込まれ、2―6で敗戦した。
日本一をかけた2度目の挑戦はまたも悔しさで溢れた。銀メダルを下げ悔しさをにじませた勝俣選手は「今日の結果がすべて。日本一になるにはまだまだ課題がある。しっかり練習してまた出直したい」と語った。
勝俣選手は大学世界選手権の日本代表候補に選出されており、今月22日から平塚市内で行われる選考合宿にも臨む。
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