箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年3月8日
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箱根湯本の国道1号線沿いに建つ箱根観光物産館と分署や分団詰所の今後を検討するため、町が今月18日から27日まで民間の意見や提案を対話を通じてヒアリングする。
物産館は昭和27年築で、かつて役場の庁舎として使われた。1階には工芸品が展示され、トイレや観光チラシなどを配布するコーナーもある。湯本分署・消防団詰所は昭和38年に建てられ、町役場の早川側の隣地に移設新築される事が決定している。
この調査は財政負担を抑えつつ、官民連携の可能性を探る一環で、町側が描く活用コンセプトは「国際観光地の玄関口にふさわしい賑わい・交流拠点の整備」。建物前は大勢の観光客が滝通り方面〜湯本駅間を行き来する場所で、町側は「雨天時でも使える広場的なスペース」「車いすでも入れる公衆トイレ」などのビジョンも示している。参加者名や人数などは4月まで公表しない。