箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年5月1日
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ずらりと並ぶのは、どれも登山のクライマックス。大平台の松元久男さん(86)が夏の個展に向けて国内外の名山を描き続けている。
「戦後は娯楽がなくて」登り始め、山岳団体の指導員や役員を務めるなどして丹沢や日本アルプス、海外にも足をのばした。新緑がまぶしい春や厳しい雪景色まで現地に足を運んだ分、細かい稜線まで忠実に再現できた。清々しい空に浮かぶ雲も様々で、山岳図鑑が完成しそうな勢い。個展は7月1日から箱根・宮ノ下のナラヤカフェで、40作品以上を展示する予定。山好きは必見だ。