箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年10月21日
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町立森のふれあい館を拠点とした芦ノ湖周辺が特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ(東京都)により「森林セラピー基地」に認定され、癒しの森としての新たな呼称が加わった。今月15・16日には認定祝賀イベントが開かれ、はこね親善大使の八代亜紀さんが参加者とエールを送った。
「森林セラピー基地」は登録商標で、リラックス効果や関連施設など一定の水準を満たした上、同ソサエティに入会金や年会費を支払うことでその称号が与えられる。箱根町は申請のために地方創生補助金340万円を活用し、昨年9月には生理実験を実施。林野庁所管の森林総研や千葉大などの専門家が森の中や湯本の商店街で学生ら12人の被験者の心拍数や血圧などを計り、2地点のデータを比べるなどしてそのリラックス効果を40ページほどの報告書で検証した。そしてこの春、国内62ヵ所目、県内では山北や厚木七沢に次ぐ3番目のセラピー基地として認められた。
絵画制作のため月2回ほど強羅に通っている八代亜紀さんは「応援します、全国で箱根の素晴らしさを話してます、頑張って」と広がる森や参加者を激励するようにスピーチ。山口昇士町長は「未病の改善に役立ってほしい、地域活性につながれば」と語った。
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