箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月21日
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箱根小涌園ユネッサン隣の「天悠」が18日に報道に公開された。大浴場からは外輪山や滝を望み、全150室に露天風呂を備える。コンシェルジュを置き、連泊に合わせたトレッキングツアーや星空鑑賞などアクティビティも用意するなど外国人客や個人客の受け入れを充実させた。挨拶に立った藤田観光(株)の瀬川章社長は「天悠を核としソフト面を進化させたい。地域とのタイアップにも注目を」と呼びかけた。今後は年間約11万人の宿泊や、外国人客割合の10%程度の増を見込む。海外でも新規スタッフを募集したという。
富裕層向けの新施設も計画
天悠の新築は箱根エリアの再開発の一部で、同社ではさらに箱根ホテル小涌園隣の「蓬莱園」に富裕層向けの高級施設を計画している。「離れ」形式を検討中で夏までに明らかになる見込み。
来年1月に営業が終了する現ホテルの再開発はこの高級施設とも天悠とも異なる新コンセプトの施設になる見込みという。