皇太子殿下が1月21日、伊勢原市のアマダ・ソリューションセンターを訪問し、金属加工機械によるモノづくりなどを視察された。当日、皇太子殿下がご覧になる前で、秦野市のトーカイ工業(株)(太田光昭代表取締役社長/戸川3の3)が、機械を操作して金属板の切断や穴あけ加工などを行った。
視察が行われたアマダ・ソリューションセンターは、金属加工機械メーカー(株)アマダ(岡本満夫代表取締役社長/本社・伊勢原市)の施設。
商品の「展示」をはじめ、同社製機械のユーザーが持つ課題の発見および解決法を提案し、その提案を実際に機械を動かし確認できる「実証加工」の機能を併せ持っている。
当日センター内で、皇太子殿下は、最新鋭の加工機械やソフトを使用した金属加工の様子をはじめ、中小企業から寄せられる課題解決のための提案などについて、説明を聞かれたり見て回られたりされた。
秦野市内の企業でこの視察に関わったのが、トーカイ工業(株)だ。建設機械用ラジエーター関連の板金加工等を手掛け、自社工場にアマダ製の板金機械を多数導入するなど、アマダ社との関わりも深いという。
視察当日は、太田社長のほか太田光俊専務取締役、田中哲也常務取締役が同施設を訪問。皇太子殿下の前で、アマダ社の担当者とラジエーター周辺部品の板金加工の課題や解決法についての話し合いや、実際にレーザー複合加工機を操作して金属部品の加工などを行った。
太田社長は、「モノづくりをしてきてこんなに名誉な事はない」と振り返った。さらに「秦野市の工業に携わる者として、少しでも地元の明るいニュースになれば嬉しい。これからも頑張っていこうと思う」と感想を話した。
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>