今年のプロ野球ドラフト会議では、地元東海大学硬式野球部の菅野智之選手(体育学部4年・投手)に注目が集まった。
同大学湘南キャンパスで行われた記者会見にはマスコミ29社が詰めかけ、大学生最速157キロ右腕の進路を見守った。同大学によると「ここ数年では一番大きな規模だった」という。
ドラフトは読売巨人軍と日本ハムの2球団が指名し、抽選の結果交渉権は日本ハムに。まさかの日本ハムの指名に、ファンの間では賛否が渦巻いている。
11月4日まで開催された学園祭「建学祭」で何人かの学生に感想を聞いたところ、菅野選手がどのような進路を選択しても応援していきたいという温かな声が多く聞かれた。
同大学工学部1年の男子学生は「ドラフト1位は特別。何人も指名されるわけではないので、同じ大学の学生として誇りに思う」と即答。菅野選手と同じ東海大相模高出身で、チアリーディングをして応援していた健康科学部の女子学生(2年)は「ドラフト会議の様子をテレビで見ていた。(先輩がどんな選択をしても)ずっと応援する」と話した。
27日の記者会見で、菅野選手は今後の進路について「まだ学生日本一という目標がある。まずはそちらを優先して頑張っていきたい。(進路については)監督や両親と相談して決めたい」と話すに留めている。
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