高梨茶園が全国で3等 関東ブロックでも金賞
高梨茶園(高梨孝代表・菩提)が、8月17日から30日に行われた第67回全国茶品評会荒茶(普通煎茶)4kgの部で3等を受賞した。高梨さんは初出品での入賞となった。
全国茶品評会は毎年場所を変えて行われ、今年は京都府で開催。玉露やかぶせ茶など各部門に全国から出品され審査された。高梨茶園は「足柄茶JAはだの」として荒茶(普通煎茶)4kgの部に初めて出品、全国110品の中で25位3等に入賞した。なお、同部門の神奈川県からの出品枠は2点のみで、来年以降は1点のみとなる予定。
評価は外観、香気、水色、滋味で審査され、200点満点の獲得点数で順位が競われた。同園は合計182点を獲得。高梨さんは結果に満足することなく、「美味しい茶を作るには土壌が重要。施肥のタイミングなど、土づくりから見直したい」と話した。
今回出品した茶は今年4月に摘み取り加工したもの。第41回関東ブロック茶の共進会にも出品しており、同大会では金賞を受賞した。摘み取り作業は120人の同園スタッフとボランティアによって行われた。高梨さんは「大勢の人の協力があったからこそ」と感謝を口にした。また来年からは全国大会に集中したいとし、「より良い品質になるよう工夫していきたい」と抱負を話した。
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