秦野市消防庁舎(曽屋757)で1月19日、迅速な救急要請や心肺蘇生を行ったとして、古川鉄平さん(36)=小田原市=、遠藤洋さん(44)=伊勢原市=、浅野由美子さん(47)=秦野市下大槻=、草山光行さん(64)=秦野市平沢=が小清水俊明消防長から感謝状を贈呈された。
4人は12月1日、秦野市カルチャーパーク庭球場に居合わせた。草山さんと一緒にテニスをしていた男性(64)が突如倒れ、隣のコートにいた古川さん、遠藤さん、浅野さんが駆けつけた。119番に救急要請し、管理棟からAEDを手配。電話で消防署から指示を受けながら、心肺蘇生を行った。その後、男性は救急隊に運ばれ、病院到着前に心拍が再開した。
古川さんは2011年から年1回、応急処置の講習を受けており、ほか3人は「手際の良さに助けられた」という。今回の事を受け今月末に開かれる講習会に申し込んだという草山さんは「一人ではできなかった」と3人に感謝を伝えた。古川さんは「(講習の経験者でなくとも)近くにいる人が協力する事が大切だったと思う」と振り返った。
小清水消防長は「おかげで1人の命が助かった。今後も救急車の適正利用を呼び掛けたい」と話した。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>