2016年度神奈川県体育功労者表彰に、秦野市から個人の部で落信久さん(72)、団体の部で秦野市ソフトボール協会(山口金光会長)が選ばれた。1月14日には横浜市で表彰式が行われ、受賞者らは表彰状を受け取った。
落さんは秦野市スポーツ協会専務理事を務めている。教員や指導員の経験を持ち、これまで市スポーツ財団の公益法人格取得や同財団と市体育協会の一元化など、長く地域のスポーツ振興に尽力してきた。「子どもから高齢者まで楽しめる環境を整え、スポーツでコミュニティ形成ができたら」と話した。
市ソフトボール協会は1968年に設立し、現在12チーム約300人が所属。年3回の主催大会実施やはだの丹沢水無川マラソンでのボランティア活動の他、日本女子ソフトボールリーグの誘致など競技の普及・振興に貢献してきた。山口会長は「誰でも気軽に参加できる開かれた協会を目指していきたい」と話した。
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