意見広告・議会報告
県議会報告【9】 県道705号(旧職業技術校前)右折レーンを確保 神奈川県議会議員 神倉ひろあき
平成29年神奈川県議会第1回定例会は、2月13日、知事の提案説明を皮切りに、3月24日の本会議において、平成29年度一般会計、当初予算案など、議案計105件を可決・同意し閉会しました。今回は、秦野市関連の主な事業と所属する建設・企業常任委員会における質疑等をご報告いたします。
■新年度予算に計上された秦野市関連の主な事業
県は、税収入の減少に対し、事業の見直しや財政調整基金を取り崩す等して、一般会計を前年比3・7%減の1兆9402億円と積極編成を維持しています。
この中で、市の関連事業は【環境農政局】地下水保全対策、林道改良・整備、治山等【県土整備局】新東名高速、厚木・秦野道路、道路改良、街路整備、交通安全施設等整備、河川改修・修繕、急傾斜地崩壊対策、都市再開発、戸川公園整備等【保健福祉局】秦野赤十字病院、秦野精華園改修
【教育委員会】秦野養護学校高等部校舎整備等です。
■建設・企業常任委員会■
県道705号(旧県立秦野高等職業技術校跡地前)
の拡幅と交差点右折レーンの設置について
■2年前の一般質問で、右折レーンの必要性を提言した。1年後、状況を確認した所、右折レーンが確保されていないため、再協議を要請した。県警との再協議内容はどのようか。
▼答 ご指摘の経過があり、右折レーンを設置する計画に見直した。協議は、直進・左折、右折レーンとも幅員3m、歩道2m以上の幅を確保する計画である。
【要望】近々、技術校跡地には、大型商業施設が、オープンされ交差点周辺は、更なる渋滞が予想される。右折レーンと共に、右折矢印信号が必要不可欠となる。長年の秦野市、地域の課題・要望を真摯に受けとめ早期に交差点改良事業を完成させる事を強く要望しました。
県道701号(秦野大山線)と新東名高速道路が交差する区間でのオーバーブリッジ工事について
■この工事の着手と完成の時期はどのようか。
▼答 用地取得が難航したが完了した。着手は新東名の工事終了後である。平成30年度以降に、測量・地質調査・橋梁設計など進めたい。平成37年度までに供用を目指す。
【要望】この工事の進捗状況等を地域の方々に丁寧に説明して頂きたい。また、701号は、秦野市と伊勢原市の大山を結ぶ観光交流の促進に重要な県道であり、次の区間についてもトンネルの事業化に繋がるよう鋭意努力して頂く事を要望しました。
税収は前年を下回る中で、医療・介護・児童関連経費など義務的経費が80%を超え財政の硬直化が進んでいます。これは、秦野市においても同様であり、更に、本市は、日赤の分娩再開問題や新東名関連をはじめ、様々な課題を抱えております。今後共、これらの問題の解決に向け県との連携を図りながら真摯に対応してまいります。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>