意見広告・議会報告
子どもたちの希望に沿った 県議会報告【11】 特別支援学校高等部への進学を図れ!! 神奈川県議会議員 神倉ひろあき
ここ数年、小中学校で、特別支援学級在籍の児童生徒数が大幅に増加しており、秦野市においても例外ではありません。これに伴い希望する特別支援学校高等部に進学出来ない生徒が出てくるのではないかと不安視する生徒・保護者からの声がかなりあることから、9月8日から始まった第3回県議会の文教常任委員会において、このことを中心に県当局に質した内容の主なものをご報告いたします。
質問 私の地元、秦野市で、特別支援学級に通う生徒の保護者から、特別支援学校高等部の定員が、いっぱいで希望する学校にいけないのではないかと相談を受けた。新年度の高等部の入学希望者と受け入れ体制は、どのようか。
答 大体の状況では、県全体で、入学希望者約1600名弱で、現高等部3年生は、1340名程度なので、200名程、希望が多い。
質問 希望者全員が入学できる施設整備や体制は出来ているのか。
答 志願資格のある生徒は、全員受け入れが出来るよう調整を進める。
質問 秦野養護学校高等部の募集人数について、予定数では8名と聞いているが、希望者は、11名であり3名が入学できないと心配している。どのように対応するのか。
答 募集人数は、調整を進め秦野養護学校で学ぶことが適切な生徒は全員受け入れる。
質問 平塚養護学校高等部においても、秦野市内の志願者が6名いて、他市にも志願者が24名いると言う。募集予定数が27名と言うことだが、ここでも3名位、入学出来ないのではないかと思われるがどのようか。
答 希望状況を踏まえて全員、受け入れられるよう募集人数を設定していく。
質問 社会的弱者に対して、出来得る限り希望する学校に通わせてあげたいと言う気持ちが多々ある中での、新年度への対応であるが、地区別の特別支援学校の推計等を踏まえると現実的に生徒数は、100名位増えるという。今後、どのように対応するのか。
答 進路連絡会(中学校長と特別支援学校長で編成)で調整したり、特別支援学校の教育相談を活用する等により、志願資格があり希望する生徒は全員受け入れられるよう調整する。
【要望】各特別支援学校のニーズを的確に捉え、定員数など地域格差が発生しないよう新校整備や空き教室の活用などにより、生徒が希望する学校に入学できるよう受け入れ体制等、最大限の努力・配慮することを強く要望しました。
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