今春のスギ花粉飛散量について、神奈川県は「例年の2倍程度になると予測される」と発表した。少なかった昨年と比べると5倍程度の増加だという。
県は、昨年11月に県内のスギ林30カ所で花粉を飛散させる雄花の着花量調査を行った。県北部6カ所(相模原市緑区)、県央部9カ所(厚木市・愛川町・清川村)、県北西部6カ所(秦野市・松田町・山北町)、県西部9カ所(小田原市・南足柄市・山北町の一部)の4地域で、各調査箇所のスギ林から40本のスギを抽出し、1本ごとに着花状況を点数化。その合計値の平均値を調査箇所ごとの着花点数とした。30カ所の着花点数の平均値は67・2点。これは着花が木全体に認められるか部分的に多い状況を示しており、昨年の37・7点を大きく上回った。この数値は過去20年間を見ても4番目に多い数値で、昨年7月の猛暑が要因と見られている。
花粉の飛散状況は、環境省花粉観測システム(愛称/はなこさん)で2月1日から確認できる予定。ページのアドレスはhttp://kafun.taiki.go.jp/
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