八木さんの論文掲載 「たばこ史研究」に
公益財団法人たばこ総合研究センターが発行する「たばこ史研究」の中で、はだの野鳥の会会長で理学博士の八木茂さん(尾尻)が執筆した論文「秦野の葉たばこ耕作とかりんとう」が掲載された。
この論文は、食文化研究家としての顔を持つ八木さんが、かつて葉たばこの一大産地だった秦野市に伝わる「かりんとう」が、どうして作られていたのか、いつごろから作られていたのか、何故この地で作られてきたのかなどについての考察をまとめたもの。
小麦を原料に独特の手綱型に成形され油で揚げる秦野のかりんとうについて「たばこ耕作の肥料用油粕を作るために栽培された菜種から生産された菜種油を用いて作られたのでは」と論じている。
八木さんが再現した「秦野かりんとう」は、現在はだのじばさんずで販売している。
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