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「民間」が運営する学童保育のいま 秦野市の民間学童保育を開拓してきた若手代表者ふたりが語る
共働きなどで放課後等に小学生の保護者が家にいない場合、児童を預かる「学童保育」。”民間”の学童保育は市営の児童ホームが閉所してしまう学級閉鎖のときや、台風による臨時休校のとき、夜勤明けの保護者が家にいる場合にも利用できるほか、自宅や習い事への送迎もあるなど、多様化する保護者のニーズに応えている。そんな”民間”の学童保育が増える中、秦野市内で先駆けとして奮闘してきた二人に話を聞いた。
Q柔軟で充実したサービスが「民間」の学童保育の強みだと思いますが、特に喜ばれていることはどんなことでしょうか?
府川 以前勤務していた海老名市の学童保育だと気軽に外へお出かけできたので、秦野でもそんな学童保育を作りたいと思いました。支援員が付き添えばどこにでも気軽に行けます。「ミヤマクワガタが見たい」と言われて小田原の山へ捕りに行く事もあります。Facebookで報告するので、仕事の合間にチェックするお母さん達もいます。「あ、今小田原に行ってるのね」っていう感じですね。おやつの時間には帰るので問題はありません。自由に遊ぶ中で自ら危機管理を学んで行くことが重要だと思いますね。
藤田 うちでは毎日のように子どもたちと水無川へ遊びに行くのですが、犬の散歩中の地域の方や、外国人の登山客の方などが子ども達に優しく声をかけて頂きありがたいです。顔見知りになっている人も多いです。
Qイベントも豊富ですね。
藤田 長期休みごとに「特技発表会」を合同で開催しています。子どもたちが自主的にダンスやピアノ、劇、空手などを練習して文化会館や保健福祉センターで披露するんです。応援団の演技をする男の子もいます。クリスマスにさかえちょう公園にイルミネーションを見に行ったり、遠足で人気テーマパークや遊園地に行ったのも好評でした。
府川 あと、保護者の方と一緒に出場したグループマラソンで仮装賞をいただいた影響か、子ども達から「やりたい!」という声が出て、今年の5月にはカルチャーパークで「ローズマラソン」の開催を企画しています。
高まる認知度
藤田 今は100人くらいの登録数がありますが、初年度は5人くらいでした。開所から5年目を迎え、だんだんと祝日の開所も増えていて、民間の学童が必要とされていると感じています。
府川 保護者の方含め500人くらいの方と関わってきたので、認知度が上がってきた実感があります。最近は秦野市の広報に掲載して頂いたりと行政も民間の学童保育の必要性へ理解を示して下さっていると感じる。補助金を活用して今月から高学年を半額に、送迎を無料にすることもできました。保護者の方が出勤する時間に合わせて朝も気軽に預けていただけるように午前8時までの追加料金もなしにしてみたんです。これからもみなさんの声を聴きながら、子どもたちの生活に無理がないよう柔軟にニーズに応えていきたいと思います。「家に帰ってくる」ような感覚で過ごせるよう、専用施設の建設も視野にいれています。
秦野市の民間学童保育 代表2人が対談
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