善波峠から足柄峠の見所を紹介するウォーキングガイド『矢倉沢往還』(A4判60頁)がこのほど完成し、ダイジェスト版と同時に刊行された。5年の調査を経て2017年度に矢倉沢往還の地元、秦野市・南足柄市・松田町・大井町・開成町2市3町の専門職員らが関与。秦野市からは生涯学習文化振興課文化財・市史担当の大倉潤さんが地元の見所を執筆した。
A4判は各市町1千部限定で無料配布が決まり、秦野市では桜土手古墳展示館で5月末に配布を開始。歴史に興味のある人などが多く取りに訪れ、6月2週目にはほぼなくなってしまったという。ダイジェスト版は5万部刷られ、現在も同館で配布されている。
5年がかりの編さんで中心的役割を担った南足柄市郷土資料館の笠間吉高館長は「従来は点だったものが線になった。小学生も読めるような表現になっているのでぜひ実際に歩いてみてほしい」と話している。
秦野市以外では各市町の窓口で7月6日(金)から配布される。問い合わせは市生涯学習文化振興課文化財・市史担当【電話】0463・87・9581へ。
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