秦野市立大根小学校の4年生100人が7月11日、東海大学湘南キャンパスでエコカー教室に参加した。ソーラーカーや電気自動車などを設計・製作する同大チャレンジセンターライトパワープロジェクトの学生たちが案内した。
理科の授業で電気の現象や性質などについて学習し始める4年生を対象に、2006年から秦野市と同大の提携事業として毎年行われている企画。昨年オーストラリア大陸約3000Kmを縦断する世界大会で4位入賞したソーラーカー2017年型Tokaiチャレンジャー(17TC)と、今年5月に全国大会5位になった電気自動車ファラデーマジック2(FM2)の内部を見学。「電気自動車なら大根小からディズニーランドまで5円で行けるんだよ」といった大学生の説明に驚き目を輝かせながら、コックピットやエンジンを直に触って構造を学んだ。
その後、ドライバーとして実際にレースに参加している小野田樹晃(みきあき)さん(同大2年)と伊坪(いつぼ)岳陽(たけはる)さん(1年)がそれぞれ17TCとFM2に乗り込み試走を披露。ケヤキ並木を走るエコカーに子どもたちは「がんばれー!」と声援を送った。
最後に工学部の木村英樹教授からソーラーカーの仕組みや地球温暖化について話を聞くと児童は「ソーラーパネルからモーターまでの回路はどうなっているんですか」などと活発に質問していた。
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