七夕に織姫と彦星のデートを邪魔するお喋りな流星が、雷家族の大げんかを語り出す清元節の演目「流星」を紙芝居で紹介するなど、初心者から楽しめる伝統音楽のコンサート「江戸東京音楽物語」が3月31日(日)に秦野市文化会館小ホールで開かれる。東田原の浄瑠璃演奏家・浦田友里さん(27)=人物風土記で紹介=が企画・構成し、初めて開催。浦田さんは箏と哥澤節(うたざわぶし)の演目に出演する予定。午後2時開演(1時半開場)。
現在ではめったに聴けないロマンチックな音色の弦楽器「月琴」や、江戸と明治の箏曲の聴き比べを楽しめるほか、江戸っ子特有の美学が詰った「清元節(きよもとぶし)」、艶っぽく格調高い三味線音楽「哥澤節」、幕末の庶民の流行歌にルーツを持つ「端唄(はうた)」の演奏家が一堂に会す贅沢な演奏会だ。浦田さんは「わくわくしています。1つの舞台として楽しんでもらえたら」と話す。
問い合わせは浦田さん【携帯電話】090・8317・5395へ。入場券は一般1500円(学生1000円)、文化会館で販売。
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