秦野市消防山岳救助隊に今年度、初めて女性の消防隊員が指定された。秦野市消防署警備第一課消防第一担当に勤務する土方ありさ消防士(27)だ。本格的な登山シーズンを迎え、訓練に励んでいる。
土方さんは2016年度に秦野市消防署に入署。『火消し』に憧れ、火災や災害現場の最前線で活躍する消防士をめざしたという。
秦野市では毎年登山や山岳救助の技術を持つ消防士を山岳救助隊員としており、昨年度、土方さんに打診があった。秦野市で生まれ育ち、山も近く登山が趣味だという土方さん。2017年にはプライベートで大山を登山中に怪我人に遭遇し救助に参加した経験もあったが「一隊員として本当に自分にできるのか、その時は自信がなく一度は辞退しました」と話す。
しかし、これをきっかけに、具体的な数値を設けてウェイトトレーニングを行ったり、プライベートで登山の機会を増やすなど、山岳救助隊員をめざして自主訓練を実施。一定の目標に達したため、今年度は志願し、初めて女性消防士として山岳隊員指定を受けた。
現在は通常業務の合間に山岳救助の資機材や技術について学ぶと共に、訓練に励んでいる。土方さんは156cmと身体が大きい方ではないが、実際の現場となれば10kgの資機材を担いで登らなくてはならない。「初の女性隊員として今後は自分が基準になると思うので、性別関係なく判断してもらえるよう最大限の能力をアピールしていきたい」と意気込む。「一日でも早く隊員として動けるよう努め、登山者に『丹沢は安心して登れるね』という気持ちになってもらえるようにしたい」。本格的な登山シーズンを迎え、登山者に向けては「登山前には自分の体調を確認し、少しでもすぐれないときはやめることも必要です。登山計画書も提出してほしい」と話した。指定は4月1日から2020年3月31日まで。
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