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秦野赤十字病院 「消化器病センター」を新設 内科・外科が一つのチームで対応
秦野赤十字病院(田中克明院長)は10月1日、同病院内に新たに「消化器病センター」を開設する。センター長は田中院長が務め、三浦雄輝消化器科副部長と大佛智彦第一外科部長の2人が、スタッフの中心を担う。
この「消化器病センター」では、消化器内科と消化器外科が診療科の垣根を超えて、外来・入院・カンファレンスなどにおいて、消化器疾患の診療にあたる。例えば消化管がん治療では、内視鏡治療、腹腔鏡手術、開腹手術など、最も適切な治療方法について内科と外科が一緒になって検討する。内科を担う三浦副部長は「内科的治療よりも、手術が最善と判断される場合がある。外科との連携がスムーズであるということは、常に相談ができる体制があり、患者さんにとっても非常に意義がある」と力強く話す。
地域の診療所などから紹介された患者さんの中には、内科か外科のどちらが対応するべきなのか悩むケースもあるという。大佛部長は「センターでは内科と外科がひとつのチームになっているので、われわれの判断で内科か外科に振り分けることができ、治療の開始を早めることができます」とメリットを話す。
センターカンファレンスを行うことで常に互いの科が相談できる体制を整える。三浦副部長は「色々な視点で検討でき、その結果治療の選択肢が広がる」と、重要性を指摘する。
「市民の期待に応えていく」と話す田中院長
このセンターを立ち上げた田中院長も「例えば手術予定の患者に対して、外科医が何を求めているのか、一緒にいる内科医の理解も深まり、問題点を指摘しあえます。その積み重ねが医師のレベルアップにもつながっていく」と、期待を寄せる。
もちろんそれは患者さんにとっても大切なこと。「秦野市民の期待にしっかり応えていきたい。今回は内科と外科が一つのチームを作って治療にあたることを心強く感じている。この取り組みを成功させ、また別の疾患のセンター開設につなげていきたい」と抱負を話した。
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