曽屋公園(水神町9の23)で12月11日、曽屋水道公園会が花植えを行った。この花植えには同会のほか、NOP法人秦野にぎわい創造まちづくりのメンバーや本町小学校5年2組の児童31人が参加した。
この曽屋公園は、曽屋水道の浄水場が設置されていた場所。曽屋水道は1890年に全国で3番目に完成した水道施設で、近代水道施設として全国で初めて登録記念物(遺跡関係)に指定されている。同会はこの曽屋水道を多くの人に知ってもらおうと今年6月から活動を開始。草刈りや見学会などでの講師を行っており、今回も公園整備の一環として行われた。
また、本町小5年2組の児童らは、総合学習の中で「秦野のメダカを追え!〜秦野の環境について考えよう〜」をテーマに学習を開始。同公園にメダカが住む親水池があることを知り、クラスで見学に行ったという。メダカが住める環境を守るために何ができるかと考える中で、池や公園の整備を行っている秦野市の職員や同会のメンバーと知り合い、花植えに参加することになった。
今回は、公園内の花壇や池の周りなど3カ所を耕し「えらぶゆり」約200球を植えた。球根はクリエーティブカミヤ(株)から提供を受け、植え方は(有)加藤生花店の加藤輝夫さんが指導。子どもたちは、同会やNPO団体のメンバーと共に、初めに土を20cmほど掘り、「早く花が咲くように」と一つずつ丁寧に球根を植えていった。同会の杉山和史代表は「子どもたちに学校の授業として来てもらい、協力してもらえてありがたい。えらぶゆりが咲けば公園も華やかになり、きれいになる。今後も公園が認知されるように、広報していきたい」と話した。
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