秦野市と中日本高速道路(株)東京支社は1月24日、新東名高速道路の(仮称)秦野SA(サービスエリア)スマートIC(インターチェンジ)について、伊勢原大山ICから秦野IC間の本線完成にあわせ、2021年度開通の見通しとなることを明らかにした。
新東名高速道路の整備について、昨年8月に行われた第3回新東名高速道路連絡調整会議の中で、伊勢原大山IC〜秦野IC間までの本線開通が2020年度から2021年度に延期になると発表。あわせて、秦野IC〜御殿場IC間は2023年度の開通見通しとしている。
同会議開催時には、横野・戸川地区で整備が進んでいる伊勢原大山IC〜秦野IC間の(仮称)秦野SAと(仮称)秦野SAスマートICは供用開始時期が未定となっていたが、今回、スマートICについては秦野SAに先行して整備することを決定。本線との同時完成をめざし、開通予定時期を2021年度とした。交通利便性の向上を図るほか、周辺地域の観光資源を活用した地域活性化、企業誘致による産業基盤の強化、災害時の支援体制の強化などの効果を見込んでいる。
秦野SAスマートICは、ETCゲートを利用して出入りができるものとして、上り線、下り線にそれぞれ整備されるSAの駐車場に接続する形で整備されることになっていた。秦野SAの供用開始時期は未定のままであるため、本線から直接出入りできるようスマートICの整備を進めるという。
スマートICはETCを搭載した車両が24時間通行可能で、全長12m以下の全車種が対象となっている。上り線は市道144号線に、下り線は市道146号線に接続し、工業団地などに通じる県道705号線へのアクセスも良くなる予定。
秦野市と同社では「引き続き一日も早い開通に向け最大限の努力をしてまいりますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします」と話している。
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