はだの桜みち沿いの95ビル建設予定地
鈴張町に本社を構える株式会社 島半（鈴木子守氏代表取締役）が市内尾尻で進めていた「島半95ビル」の建設が始まった。同ビルにはドラッグストア大手のウエルシアが出店。仮称ウエルシア秦野尾尻店のオープンは今秋を予定している。
同社は１８７７年（明治10年）の創業。建設資材、不動産事業からＣＯＭＢＯＸなどの店舗経営まで幅広く事業を展開する市内有数の企業。これまで同社は２４６号沿いの複合商業施設ＣＯＭＢＯＸ（鈴張町）をはじめ水戸証券（寿町）やニトリ（名古木）、ヨークマート（緑町）などの誘致・出店を手掛け、市民生活の利便性向上に貢献してきた。
昨年４月にはＭＥＧＡドン・キホーテ秦野店をテナントとする島半94ビル（平沢）がオープンした。
また市内曽屋（旧職業技術校跡地）でもスーパーマーケットを核とする大型商業施設の建設が同社の用地取得から総合的な業務支援により進められている。
西大竹堀川線、通称はだの桜みち沿いの秦野総合高校入口信号そばにできる95ビル（尾尻５７２他）は、敷地面積２２４７・４７平方メートル、建物面積は８８２・３平方メートル。鉄骨造１階建て。駐車場は27台を予定している。建設工事は地元の株式会社関野建設（松原町）が手掛け、今秋には完成予定となっている。
ウエルシアは今秋オープン
ビルの完成に合わせテナントとして出店するのは、調剤併設型ドラッグストアを展開するウエルシア薬局株式会社（本社／東京都千代田区）。イオングループで国内に２０００店以上を展開する同社の店舗としては、秦野平沢店に次いで市内２店舗目の出店となる。
調剤業務のほか、一般医薬品、日用品、飲料などの食品などを販売する。今秋のオープンを予定している。
ビルの建設に着手した島半では「地域の人々の日々の生活を支える施設として役に立ちたい。工事でご迷惑をおかけするかもしれませんが、今秋のオープンをご期待ください。これからも『あったらいいね』をテーマに積極的な街づくりに貢献したい」と話している。
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