曽屋水道記念公園会(杉山和史会長)が5月14日、曽屋水道記念公園でベンチや空気孔のペンキ塗りなどを実施した。当日は会員約10人が参加。はじめにサビなどを落とした後、ペンキで塗り直し、公園の整備を行った。
同会は「曽屋水道」の歴史を伝えていこうと、地域のボランティアによって発足した団体。「曽屋水道」は全国で3番目に完成した近代水道の草分けとして国の登録記念物(遺跡関係)にも登録されている。この曽屋水道が使用されていた時代に配水場だったのが曽屋水道記念公園の場所で、当時の配水池やポンプ室の遺構が今も残されている。同会では歴史を感じられるこの公園に親しんでもらうと共に、曽屋水道の歴史を多くの人に知ってもらおうと定期的に整備を行ってきた。
今年の4月24日には、昨年12月に本町小学校の児童と一緒に植えた「えらぶゆり」の付近を除草するなどの活動も行っている。杉山会長は「公園を身近に感じてもらえたら」と話している。
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