秦野市内の登録飲食店で飲食をすると1人あたり1000円がキャッシュバックされる「顔晴(がんば)ろうはだのキャッシュバックキャンペーン」が8月20日(木)から行われる。7月8日からは、登録店の募集が始まっている。
この事業は、秦野市が実施する「新型コロナウイルス感染症対策」のひとつで、地域経済を守る秦野市独自の取り組みとして行われるもの。
実施主体は秦野市、秦野商工会議所、秦野飲食店組合、西秦野飲食喫茶組合、中栄信用金庫から成る同キャンペーン実行委員会。新型コロナウイルス感染症による市内経済への影響のなかで、経済活動を緩やかに取り戻すための消費者応援・地域消費喚起策として企画された。同実行委員会では「新型コロナの影響により外出の自粛を余儀なくされ、卒業や入学のお祝いや謝恩会、歓送迎会など、さまざまなアニバーサリーイベントを中止せざるを得ませんでした。この事業をきっかけに、ぜひアニバーサリーイベントを開催していただければ」と話す。
4人以上で、1人あたり4千円以上
事業の内容は、「顔晴ろうはだのキャッシュバックキャンペーン」に登録した市内の飲食店で飲食等を行ったグループに、その場で現金がキャッシュバックされるというもの。キャッシュバック規模額は5000万円で、キャンペーン開始日の8月20日から上限の5万人に到達次第、キャンペーンは終了となる。同実行委員会では10月中旬頃の終了を見込んでいるという。
キャッシュバックの条件は、一度に飲食を行う人数が4人以上のグループであること。かつ、1人あたり平均4000円以上(消費税含む)の支払いをした場合に、1人あたり1000円が店舗からキャッシュバックされる。対象となるのは登録店内での飲食に加え、冠婚葬祭などによる仕出しやケータリンングも含まれる。
また、平均4000円以上の支払額には飲食代のほか、登録店発行の食事券代、登録店が市内の小売店から調達した花束や贈答品等の品物代も含めることができる。
登録店の募集開始
同実行委員会では、事業の開始に先立ち、7月8日から登録店の受付を開始した。
登録できるのは、秦野市内で営業する飲食サービス事業者で、神奈川県の「LINEコロナお知らせシステム」に登録し、新型コロナウイルス感染防止の対策に取り組んでいることが条件。登録手数料や事務手数料、換金手数料などの費用負担はないが、店舗利用者へのキャッシュバック金額の一時的な立て替えが前提となる。立替金は中栄信用金庫に振込依頼をすることで受けられ、振込依頼期限は11月20日(金)までとなる。
登録店募集の第1次締め切りは7月31日(金)まで。第1次締め切り後も登録は受け付けるが、同実行委員会が掲出する登録店一覧(タウンニュース秦野版8月28日号)には掲載されない。登録店説明会は、秦野商工会議所で8月12日(水)午後2時半から行われる予定。
事業の詳細や登録申し込みは同実行委員会事務局(秦野商工会議所内)【電話】0463・81・1355へ。
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