学生団体E4(イーフォー)(村山綾菜代表=人物風土記で紹介・会員12人)がこのほど、市民から募集した医療従事者への感謝と応援メッセージの写真をモザイクアートにし、一般社団法人秦野伊勢原医師会と秦野赤十字病院、八木病院に寄贈した。
このモザイクアートは、コロナ禍のなか感染症治療や予防の最前線で働く医療従事者やその家族に感謝を伝えようと、同団体がツイッターやインスタグラムなどを通して募集した画像約300枚をまとめたもの。「みんなの感謝・応援の気持ちを、秦野市の丹沢を羽ばたたく鶴が医療従事者へ届けてくれるように」と富士山と丹沢の山並み、鶴、「ありがとう」の文字を入れたデザインを考案し、メッセージを持った高校生たちや一般市民の写真、感謝を伝えるメッセージなど、集まった画像を配置した。
「新型コロナウイルスが広がる中で高校生の私たちに何ができるだろうと模索し、『想いを届けること』が大切だと考えました」と代表の村山さん。SNSでの発信のほか、メンバー一人ひとりが友達に呼びかけるなど積極的に動いた。また、写真だけではなく、高橋昌和秦野市長のほか、神倉寛明・加藤剛両県議、はだのふるさと大使の吉田栄作さん・春風亭一左さんの協力を得て応援メッセージ動画も撮影。QRコードを入れ、モザイクアートを見た医療従事者らが動画も見られるようにした。動画は同団体のツイッター(@hadanoE4)とインスタグラム(@hadanoe4)でも見ることができる。
モザイクアートは受け入れに応じた秦野伊勢原医師会、秦野赤十字病院、八木病院の3カ所に郵送。村山さんは「たくさんの想いが詰まっているので、一枚一枚見てもらえたら」と話した。
高校生の視点で街づくりに寄与
同団体は2018年に秦野青年会議所が主催した『秦野高校生議会2018』の参加者有志が中心となって2019年2月に設立。原則として秦野市在住・在学の高校生が所属し、高校生ならではの視点で秦野市のまちづくりに寄与することを目的としている。
昨年度は丹沢まつりへの協力や高校生の文科団体の発表会『インハイ』を自主開催するなど、積極的な活動を行っている。
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