神奈中スイミング秦野校で9月21日と22日の2日間、「初心者水泳教室・着衣水泳」が秦野市教育委員会の後援で行われた。21日は小学3年生から6年生まで、8人が参加した。
秦野は川が多く近隣に海もあるため、同校では「いざ」という時に慌てず身を守れるようスクール生に着衣水泳を指導している。今年はコロナ禍でのプール中止を受け、8月に校外の小学1・2年生を対象に初心者水泳教室を実施。その第2弾として、同じく一般募集を行い無償で開催した。
当日は泳げない子と水泳初心者の2グループに分かれ、同校のコーチが指導。今回は校外の受講生ということもあり、水に慣れるところから始めた。バタ足や水に顔をつける、潜るなど基本に慣れてきたところで、泳ぎ方もレクチャーした。
その後2グループが合流し、Tシャツを着て15分ほどの着衣水泳に挑戦。普段の恰好に近づけるためキャップやゴーグルは外し、服を着たままではいかに泳ぎにくいかを体験した。また、ペットボトルの有効な使い方やTシャツへの空気のため方など、浮力を得る方法も学んだ。
スクール生対象の着衣水泳は上下を着こみ、靴も履いた状態で1時間かけ行い、生存率を高めるための状況判断の方法を伝えている。「いざという時に慌てないためには、身を守る方法を知っていることが重要」とスタッフは話した。
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