神奈川県は9月29日、地価調査結果を発表した。知事が毎年1回、基準値の標準価格(基準地価格)を判定、公表しているもので、国が年1回実施する公示価格とあわせて、一般の土地取引価格の指標や公共事業用地の取得価格算定の規準などに利用されている。基準地価格は7月1日時点での基準値1平方メートルあたり(林地は10aあたり)の価格。秦野市では住宅地18地点、商業地4地点、工業地1地点、林地1地点で調査が行われた。
市内の住宅地、商業地はコロナ禍の影響を受け、全体的に前回調査より下落基調に。住宅地の平均価格は8万1500円(前年8万3400円)で、平均変動率はマイナス2・3%。調査地点のうち最も変動率が低かったのはマイナス0・9%の「鶴巻北3丁目1959番10」と「清水町941番36」、最も大きいのは前回に引き続き「北矢名字おおね台666番143」でマイナス4・9%となった。
商業地の平均価格は16万8000円(前年17万2000円)で、平均変動率マイナス2・2%。最も変動率が低かったのは「柳町1丁目114番6」でマイナス1・5%、最も大きいのは市内最高額である20万2000円(前年21万円)の「本町2丁目2672番30」で、変動率はマイナス3・8%と県内でも高い下落率を記録した。
一方、工業地の基準地価格は前回調査時から引き続き上昇しており、調査地点の「堀山下字荒井ヶ谷戸320番2外」では変動率2・0%(前年2・5%)で5万4900円となった。依然として上昇の要因は明確ではないが、厚木や綾瀬、伊勢原などで価格の上昇が見られることから、開通が近づく新東名高速道路の影響と推測される。
林地の「渋沢字下山1697番3」は123万円(前年126万円)で変動率はマイナス2・4%となった。
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