丹沢TrailS(安藤康洋代表)が昨年12月20日、体験型アウトドアイベント「丹沢アウトドアスタイル(TOS)1st」を、作治小屋がある戸沢の出合い周辺で開催。東京や横浜・川崎など都心部を中心に75人が参加した。
同イベントは、体験を通し丹沢の豊かな自然を広く周知するとともに、アウトドアへの間口を広げるきっかけとして企画された。新型コロナの影響でアウトドア人口が増加する中、山でのルールやマナー、危険性、知識を伝える狙いもあった。
イベントには、県内に本社を置くアウトドアメーカーが協力。E―バイクの試乗やアウトドアシューズ試し履き、ハンモック・トレッキング・焚火・火おこし・ピラティス・トレイルラン体験など、様々なメニューが用意された。
当日は分散して人が訪れ、好きな分野や初めての分野など思い思いに挑戦。来場者からは「見本市はあっても体験型は少ないからとても良かった」「今度、作治小屋に泊まってみたい」など好評で、実際に体験したことで参加企業の商談に繋がったケースもあるという。
丹沢TrailSでは「参加者がロケーションを気に入ってくれたり、ルールへの気づきになったりと狙い通りの効果が得られた」と手ごたえを感じる一方、来場が大変でライト層が行きづらい、電波がなくSNSでの発信ができないなどの課題も出た。
次回は6月頃、厚木開催を予定。「コロナの状況次第だが、継続・拡大していきたいと考えている。秦野の第2回開催は戸川公園など、利便性の良いところでできたら」と展望を語った。
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